こどもが小さい間は教える事がたくさんありますね!
トイトレに、ねんトレと色々トレーニングがありますが、その中でも苦戦するうちのひとつが『お箸のトレーニング』。
今回はお箸トレーニングをするにあたって気になる
- みんなはいつ頃からお箸の練習させてる?
- いつ頃から上手く使えるようになった?
- お箸をはじめるベストタイミングは?
- どんなお箸があるの?
- トレーニングのはじめ方は?
などをまとめました。
最後に、我が家の成功談と失敗談も載せたので、これからお箸トレーニングをはじめる方、苦戦中の方にひとつでも参考にしていただけると嬉しいです。
先輩ママはいつからお箸の練習させてるの?
子育てで参考になるのが先輩ママの声!
皆さんはいつ頃からお箸の練習をされているのでしょうか。
一例ですが、ネットでの情報を集めました。
こどもが何歳の頃に練習させた?
うちは1歳半頃からお箸です。でもやらせたのではなく、本人がスプーンフォークを嫌がりお箸を使いたがったので使わせていただけですが…
長女は1歳10ヶ月の時に自分から「おはしで食べたい」と言ってきたので渡しました。(おはしを渡さないとギャーギャー騒ぐので仕方なくです)
3歳9ヶ月と、1歳半の子供がいます。
上の子は、最近やっとおはしがなんとか使えるようになりました。
2歳頃からエジソンのお箸(指をいれる箸)を使わせてましたが、
保育園入園をきっかけに、普通のお箸にチェンジしました。
先月末に三歳になった下の子供は二歳半頃から、私のお箸を使って食べるようになりました。とは言え、持ち方はグーでした。
ウチは発達が少し遅いので、3歳半からです。
早い子では1歳半頃からお箸を使いはじめているようです。
しかし、4歳になっても幼稚園から「まだ持たせないで!」と言われていてお箸を持たせていません。という声もありました。
いつから上手に持てるようになった?
最初は上手くは使えずお箸を揃えてごはんをかきこんでいたのですが、いつの間にかミニトマトなどの大きさのものを挟んでつかめる様になり、現在2歳半ですが上手にお箸使ってますよ。
3歳9カ月の今はコンビのサポートお箸ですが
上手に使えています。サポートなしはまだまだですね。
上手にお箸が持てるようになったのは、2歳半の子がいちばん早かったです。
サポート付きのお箸を使ったり、皆さんお子さんに合わせてトレーニングをされているようでした。
引用:Yahoo知恵袋『お箸は何歳から持たせましたか?』より
お箸をはじめるのは何歳から?目安は?
先輩ママの声もとても参考になりますが、お箸をはじめるのは何歳くらいがいちばん良いのでしょうか?
また、はじめる目安などはあるのでしょうか。
タイミングは4~5歳。手の発達により個人差がある
理学療法士の方が、医学的な成長過程からお箸をはじめるベストタイミングを考えると『4~5歳』だそうです。(個人差あり)
ずばり、箸はいつからもたせるのがベストか!?
https://medicalfunction.jimdo.com/2018/10/02/お箸は何歳から持つのが良い/
これは、個人差があり、完全な答えはありませんが、医学的な成長過程の立場からお伝えしたいと思います。
ずばり、、、箸をもたせるタイミングは、4〜5才がベストです!!(※個人差があります。)
では、何故かというと、下の骨の成長過程をみてください!
(図省略)
3歳と7歳では、骨の数に圧倒的な差があるのがおわかりいただけるでしょうか。
そうです。しっかりと骨ができてから、筋肉ができるので、3歳程度で箸を持たせるということは、まだ未熟な筋肉に負担をかけるということであり、変な癖やうまく箸を持てない原因の一つでもあります。
3歳頃の手は、4〜5歳の手に比べると骨も筋肉もまだ未熟なため、筋肉に負担がかかったり変な癖やうまくお箸を持てない原因にもなります。
そのため、こどもの成長過程から考えるとお箸をはじめるベストなタイミングは『4〜5歳』と考えられます。
お箸に興味を持ちはじめたら
成長過程から考えるとお箸を持つベストタイミングは『4〜5歳』でしたが、先輩ママの声にあったようにお箸に興味を持ちはじめて早くからお箸を使う子も多くいるようです。
興味を持ちはじめたらお箸を持たせてあげましょう。
保育園や幼稚園の方針に合わせる
通っている保育園や幼稚園で『お箸の練習をしてください』『お箸を持ってきてください』と言われる事があると思います。
3歳頃からお箸の使い方を教えるところもあれば、幼稚園の間はスプーンフォークを使用するところもあります。
通っている保育園や幼稚園の方針に合わせて、お箸をはじめてみましょう。
初めてこどもに持たせるお箸はどんな物がいい?
初めてのお箸選びですが、現在ではトレーニングに適したサポート付きのものが多く売られています。
しかし、そのサポートも場合によってはデメリットになってしまう事も…
それぞれのメリット、デメリットを使いましょう。
お箸は手に合った長さを選んでくださいね。
お箸のサイズ | 身長 | 年齢 |
13センチ | 〜100センチ | 〜2歳 |
14.5センチ | 100〜110センチ | 3歳〜4歳 |
16センチ | 110〜120センチ | 5歳〜6歳 |
18センチ | 120〜130センチ | 7歳〜9歳 |
こども用箸
シンプルなこども用のお箸です。
軽くて持ちやすく、手のサイズに合ったお箸が探せます。
初めてのお箸は、こどもと一緒にお気に入りの物をみつけると、お箸を持つのも楽しみになりますね!
しつけ箸
指を置く位置にくぼみがあり、自然と綺麗なお箸の持ち方ができるようになるしつけ箸です。
一般的なお箸に近いので、このお箸で上手な使い方ができるようになると、お箸も持てるようになります。
トレーニング箸
お箸についたリングに指を入れるだけで使えるトレーニング箸です。
指も固定しやすく、お箸がくっ付いていて離れないので小さい子でも上手に持ちやすいです。
しかし、トレーニング箸に慣れすぎてしまうと、普通のお箸への移行が難しいとの声もあります。
お箸の練習のはじめ方
お箸を使う事は、まだ小さい子供の手にはとっても難しいものです。
大人より骨の数や筋肉が発達していない事もあって、うまく動かす事ができません。
上手に持てるようになるまで時間がかかるものとして、ゆっくり楽しく練習していきましょう。
まずはおやつから
はじめからお箸を使ってご飯を食べるのは難しいため、ご飯の時間以外でお箸を持つ練習をはじめてみましょう。
おやつの時間の前に上手に持てるように補助してあげながら、一緒にお箸を持って動かす練習をします。
上手に持てたらお箸を使っておやつを食べてみましょう。
ベビーカステラのような柔らかいものや、ベビースターラーメンのような掴みやすいものを使うと楽しく練習できますよ!
はじめは1度掴めるとOKです。
子供が飽きてしまったら練習は終わりにしましょう。
お箸の練習ははじめだけ!あとはフォークとスプーンで
お箸を使い慣れていない時にずっとお箸を使ってご飯を食べていると、途中で嫌になってしまって感情的になってしまったり、ご飯を食べる事も嫌になってしまう子もいます。
慣れていない間は、お箸を使うのははじめだけにして、途中でフォークやスプーンと交換してあげましょう。
トレーニング箸を使う
トレーニング箸を使って練習をすると、お箸の動かし方や掴む感覚が分かりやすく、使い方も教えやすいです。
お箸を持つ事に苦戦している時は、トレーニング箸を使ってお箸で食べる感覚を掴ませてあげるといいと思います。
トレーニング箸を使っていると、普通のお箸が持てなくなる!との声もあります。
うちもトレーニング箸を使っていましたが、トレーニング箸に依存せず普通のお箸も交互に使う事で上手に使えるようになりました。
我が家のこどものお箸成功談と失敗談
ここからは、わたしとうちの子供達4人のお箸トレーニングの成功談と失敗談をお話しします。
はじめは何事も失敗はつきもの!と優しい気持ちで見ていただけるとありがたいです。
こども達のお箸成功談!
まずは成功談から。
これからお箸のトレーニングをはじめる方や、今苦戦中の方の参考になると嬉しいです。
トレーニング箸で上手な使い方に
トレーニング箸は賛否両論ありますが、我が家は4人全員トレーニング箸を使ったトレーニングをしました。
普通のお箸だとすぐに手から落としてしまう事が多く、持ち直すのにも時間がかかるため、基本の持ち方ができるまでトレーニング箸を使う事で上手な持ち方、使い方ができるようになりました。
トレーニング箸とお箸を交互に
トレーニング箸で有名なエジソンのお箸の特徴はお箸が上で繋がっている事。
その特徴が使いやすさのひとつですが、トレーニング箸に慣れてしまうと普通のお箸を持つのも苦労すると言われています。
トレーニング箸に慣れすぎてしまわないように、普通のお箸も交互に持たせるようにしました。
我が家のお箸トレーニングは
初期:トレーニング箸少し&フォークとスプーン
中期:お箸少し&トレーニング箸
後期:お箸
にしています。
麺からはじめて楽しく!
はじめからお箸でおかずを掴んだり、白米を食べるのが難しいようでしたが、うどんやラーメンだとお箸に通すだけでたくさん食べれていました。
はじめのうちは、麺系を多めにしてお箸で食べれた喜びをたくさん感じてもらって、できるだけ楽しくトレーニングをしていました。
とにかく気長に
こどもの手は大人の手と違うので、お箸をすぐに上手に持つことはできません。
心の成長も大きい時期で、反抗期やイヤイヤ期の子も多く、なかなか順調にトレーニングが進まない事もあると思います。
上手に持てるまでには時間がかかる。そのうちできるようになるわ〜。と、あまり考えこまずに気長にトレーニングしていきましょう。
こども達のお箸失敗談!
こどもによって性格も悩みも様々!うまくいけばいかないときも…。
失敗談です。
同じ歳のお友達ができているのに焦って…
いちばん上の子の時の話。
我が子と月齢も変わらない子が2歳ちょっとで上手にお箸を持っていて、お箸のトレーニングもしていない時だったのでとても焦りました。
何で出来ないの!?頑張ってお箸持とう!お箸持てなきゃご飯食べれないよ!
と無理に頑張らせてしまった時がありました。
2週間くらいで正気に戻り、それからはのんびりトレーニングしました。
好きにさせたら変な癖が!
トレーニング箸を使いながらトレーニングをし、お箸も上手に使えるようになったと安心した数年後…。
こどものお箸の使い方をよくよく見てみると、変な持ち癖がついていました。
一度変な癖がついてしまうと矯正するのはとっても難しいです。
うまく持つようになった後も、こどものうちは見てあげるほうが良さそうですね。
左利きを直そうとして…
左利きの次男に、お箸から右利きに直そうとと右利き用のお箸を準備。
お箸のトレーニングと右利きの矯正を同時にしたためか、トレーニング拒否が続きました。
慌てて左利き用のお箸を買いましたが、お箸への興味もなくなり、最後にはお箸嫌いに。
やる気になるのを待っていたら…
右利きに矯正しようとしたせいで、お箸を見るのも嫌になってしまった次男。
いつかやる気になるのを待とうと思っていたら、もうすぐ4歳になるところまで来てしまいました。
幼稚園の方針もお箸はまだ使わず、スプーンとフォークで大丈夫という事でしたが、そろそろと思いトレーニング開始。
4歳前な事もあってか、意外とスムーズにお箸が持てるようになりました。
お箸は何歳からはじめる?お箸選びは?目安やトレーニング方法のまとめ
お箸を早くから使いはじめる子も多いですが、手の発達状態によって4~5歳からがベストタイミング。
あとは、幼稚園や保育園の方針、こどもが興味が持ちはじめたらトレーニングをはじめましょう。
トレーニングをサポートしてくれるお箸もたくさん売られているので、そういった物も上手く使いこなして楽しくお箸の練習をしていきましょう。